【2025大阪・関西万博】フジヤが参画したインドネシア館、アルメニア館がBIE主催「公式参加者褒賞」にて展示デザイン部門 銀賞をダブル受賞しました
このたび、当社が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において設計や建築、内装展示に参画したインドネシアパビリオン、アルメニアパビリオンが、博覧会国際事務局(BIE)主催の「公式参加者褒賞」において、それぞれ展示デザイン部門で銀賞を受賞いたしました。

2025年10月12日、大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」において、博覧会国際事務局(BIE)主催の表彰セレモニーが開催され、大阪・関西万博の「公式参加者褒賞」の受賞国・機関が発表されました。
フジヤが設計、建築、内装展示を担当したパビリオンのうち、以下の2件が受賞いたしました。
| 受賞パビリオン | カテゴリ | 部門 | 
|---|---|---|
| インドネシア | 敷地渡しタイプA(敷地面積1500m²以上) | 展示デザイン部門 銀賞 | 
| アルメニア | 共同館コネクティングゾーン | 展示デザイン部門 銀賞 | 
インドネシアパビリオンについて
当社は、インドネシア政府により公式運営者として任命されたPT Samudra Dyan Praga社と協働し、西尾レントオール株式会社、株式会社ATAとの3社共同企業体でインドネシアパビリオンの建設を受注しました。本プロジェクトでは、全体の統括から、内装、運営までを担当しました。
【パビリオンテーマ】
「調和の中で繁栄する:自然、文化、未来」
【コンセプト】
インドネシアに深く根付いた海洋の伝統から着想を得たこのパビリオンは、壮大な船を思わせる建築の傑作であり、群島国家としての歴史と、持続可能な未来へと航海する姿を象徴しています。自然・文化・未来を融合させた空間デザインを通して、来場者はインドネシアが描く「調和の繁栄」というビジョンを体感することができます。
https://www.fujiya-net.co.jp/works/event/20250413_indonesia

アルメニアパビリオン
当社は、共同館コネクティングゾーンに位置するアルメニアパビリオンの内装展示プロジェクトを受注し、内装展示設計・施工を担当しました。
【パビリオンテーマ】
「Pillars of Today & Tomorrow(現在と未来を支える柱)」
アルメニアの豊かな文化遺産と革新的な未来への取り組みを融合させた展示空間により、訪れる人々にアルメニアの魅力を多角的に伝える空間を創出しました。
https://www.fujiya-net.co.jp/works/event/20250413_armenia

「公式参加者褒賞」とは
博覧会国際事務局(BIE)が主催する「公式参加者褒賞(Official Participant Awards)」は、大阪・関西万博に出展している165の国・地域・国際機関を対象とした国際的に権威ある賞です。関連分野の専門家9名からなる独立した国際審査員団により、「建築・景観」「展示デザイン」「テーマ解釈」「持続可能性」の4部門で審査が行われ、パビリオンの規模や種類に応じた多様性と卓越性を讃えるため、合計45の金賞・銀賞・銅賞と4つのサステナビリティ賞が授与されます。審査員は2025年5月と10月の2回にわたり現地視察を実施し、各国際パビリオンの展示内容や活動を公平かつ丁寧に評価しました。
イベント基本情報
正式名称: 2025年日本国際博覧会(Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan)
略称 : 大阪・関西万博(Expo 2025)
2025年4月13日(日)~10月13日(月) ※184日間
大阪 夢洲(ゆめしま)
いのち輝く未来社会のデザイン
Saving Lives(いのちを救う)
Empowering Lives(いのちに力を与える)
Connecting Lives (いのちをつなぐ)
-People’s Living Lab – 未来社会の実験場