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バングラデシュの伝統と革新のシンフォニーを体感するパビリオン

2025年大阪・関西万博 バングラデシュパビリオン

2025年4月13日から半年間、大阪・夢洲で開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するバングラデシュパビリオンの内装展示計画・設計・施工を担当しました。

パビリオンのテーマは「いのちをつなぐ:伝統とイノベーションが調和する国」。

このテーマは、バングラデシュの豊かな文化遺産、革新的な発展、そして持続可能性への取り組みを表現しています。展示では、ノクシカタ、ジャムダニ織り、復元されたモスリンや丁寧な手工芸品などの伝統工芸に加え、持続可能なジュート製品、高品質のレザー製品、活発な既製服産業、製薬業界や多様な農産物など紹介、同国にて拡大中の産業基盤や環境に優しい慣行への取り組みが反映されています。

展示計画では、国の独自性や象徴性に加え、若者のメッセージ、主要産業、独自の技術力、地域の特色を示す祭りや伝統行事を実物や模型で表現し、バングラデシュの魅力を最大限に引き出しました。

パビリオンの建築的特徴として、木材を構造材に使用しており、これは単なる建築資材の選定にとどまらず、カーボンゼロと持続可能性に対するバングラデシュの揺るぎない姿勢を示す重要なメッセージとなっています。この木造の構造体は、環境意識の象徴であると同時に、バングラデシュの国土を縦横に走るデルタのつながりをも表現しています。訪れる人々は、このエコ意識に満ちた建築空間に足を踏み入れ、伝統に深く根差しながらも未来を見据えた国の姿を体感できる没入型の体験を得ることができます。

基本情報

所在地

大阪・夢洲 

オープン

2025年04月13日〜10月13日 184日間

担当業務

パビリオンの内装展示設計・施工 / 展示計画 / グラフィックデザイン